いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。(株)保険ネットワーク山形の小野です。
この度、弊社は中小企業庁より「事業継続力強化計画(通称:ジギョケイ)」の認定を正式に受けることができました。
近年、全国各地で激甚化する風水害や地震。ここ山形でも、記録的な豪雨災害などが毎年のように発生し、「自然災害はいつ起きてもおかしくない」という危機感を強く抱いている方も多いのではないでしょうか。
多くの企業において、BCP(事業継続計画)や事業継続力強化計画の目的は「自社の被災を防ぎ、事業をいち早く再建すること」にあります。もちろん、私たちにとっても社員の安全確保や自社の事業継続は不可欠な土台です。
しかし、保険代理店である私たちの計画には、何よりも優先すべき「最大の使命と要(かなめ)」があります。
私たちのBCPの要――それは「被災されたお客様を待たせないこと」
地域で大きな災害が起きたとき、真っ先に被害に遭い、不安な思いをされるのは地域のお客様です。
「自宅が浸水してしまった」 「店舗や工場、設備が被害を受けて動かない」 「一刻も早く片付けを進めたいが、どう手続きすればいいのか」
まさにその時こそ、私たちが一番にお客様の力にならなければならない瞬間です。 もし、私たち自身が被災して電話が繋がらなくなったり、システムが使えなくなって受付が滞ったりしたらどうなるでしょうか。
保険金支払いのスピードが遅れ、お客様の生活再建や事業の復旧を遅らせてしまうことになります。それだけは、絶対に避けなければなりません。
だからこそ、私たちの事業継続力強化計画(BCP)は、以下の体制を徹底的に整えることを「一番の目的」として策定しています。
1. 災害時でも「事故受付」を絶対に止めない体制
停電や通信障害、万が一本社オフィスが使えない事態が発生しても、クラウド環境や代替拠点、通信手段を確保し、お客様からの被害連絡をスムーズに受け付けられる多重の連絡体制を構築しています。
2. 一刻も早い「保険金支払い」へ繋げる初動スピード
保険会社との緊密な連携のもと、被災直後から迅速に被害状況を把握・報告し、必要書類の手配や鑑定手続きへ即座にバトンを繋ぎます。お客様の生活再建や企業の資金繰りに直結する「保険金支払いのスピード」を落とさないための実践的な手順を定めています。
「安心を届ける側」としての責任と覚悟
お客様に「いざという時のための保険」をお預かりしている私たちが、有事の際に機能しなくなってしまっては、保険代理店としての存在価値はありません。
「地域が大変な時だからこそ、誰よりも早く動き、お客様の支えになる」
今回の国の認定取得は、その覚悟を社内の仕組みとして具体化し、実行可能な計画として形にした一つの通過点です。計画を作って終わりにすることなく、定期的な見直しや訓練を重ね、実効性を磨き続けてまいります。
地域の経営者の皆様へ――「自社を守る備え」はできていますか?
今回、自社の計画を策定する中で、「どこにボトルネックがあるのか」「災害時、お客様に迷惑をかけないために何が必要か」を改めて徹底的に見つめ直すことができました。
自社が機能停止に陥れば、お客様や取引先、そして従業員を守ることはできません。 特にサプライチェーンを担う中小企業にとって、事業継続の備えは今や「信頼」に直結する経営課題です。
「自社でもBCPを考えたいが、何から手をつければいいか分からない」 「事業継続力強化計画の認定取得に興味がある」
そうした思いをお持ちの経営者仲間や地域の企業の皆様、ぜひお気軽にご相談ください。 自社で策定・認定を受けた実践者として、そしてリスクマネジメントの専門家として、等身大のアドバイスをさせていただきます。
地域の皆さまの日常とビジネスを守る「最後の砦」となれるよう、これからも万全の備えで日々の業務に取り組んでまいります。
今後とも保険ネットワーク山形をよろしくお願いいたします!