皆様、こんにちは。
いよいよ夏休みやお盆休みが近づき、家族や友人と遠出をするドライブ計画を立てている方も多いのではないでしょうか。
楽しい夏のドライブですが、この時期の高速道路で特にトラブルが急増するのが「タイヤのバースト(激しい破裂)」です。 走行中に突然タイヤが破裂すると、ハンドル操作が効かなくなり、大事故に直結する非常に危険なトラブルです。実は、JAF(日本自動車連盟)が夏の高速道路で出動する理由としても、毎年トップクラスに挙がるのがこのタイヤトラブルなのです。
今回は、なぜ夏にバーストが起きやすいのか、そして事故を防ぐために「今すぐできる対策」をお届けします。
なぜ「夏の高速道路」はバーストが起きやすいのか?
原因は、「過酷な暑さ」と「タイヤの空気圧不足」のダブルパンチにあります。
夏場の高速道路の路面温度は、時に50℃〜60℃以上にまで達します。 そんなチンチンに熱されたアスファルトの上を、空気圧が減った(=少し潰れた)状態のタイヤで高速走行するとどうなるでしょうか。
タイヤの側面が波打つように変形しながら回転する「スタンディングウェーブ現象」という現象が起き、タイヤが異常に発熱します。ただでさえ路面熱で熱されているところに、内部からの摩擦熱が加わることで、タイヤが耐えきれなくなって一瞬でバーストしてしまうのです。
バーストを防ぐために!出発前の「3つのセルフチェック」
バーストのリスクは、事前の簡単な点検で大幅に減らすことができます。遠出をする前に、必ず以下の3点を確認してください。
1. 空気圧は「適正」か?(できれば少し高めに)
タイヤの空気圧は、見た目では減っているように見えなくても、1ヶ月で約5%〜10%自然に抜けていきます。ガソリンスタンドに立ち寄った際、スタッフの方に「高速に乗るので空気圧をチェックしてください」と声をかければ、数分で無料で見てくれます。 ※長距離を高速走行する場合は、指定の適正値より少しだけ(10%程度)高めに入れておくのがポイントです。
2. タイヤに「ヒビ割れ」や「溝の減り」はないか?
タイヤのゴムは、年数が経つと紫外線や熱で劣化し、ヒビ割れてきます。また、溝が減って「スリップサイン」が出ているタイヤは、熱や衝撃に耐える力が極端に落ちています。特に、あまり距離を走らない車でも「製造から5年以上」経っているタイヤは要注意です。
3. 「荷物の載せすぎ」に注意
キャンプ道具や家族全員の荷物をこれでもかと満載にすると、タイヤに想定以上の負荷(荷重)がかかります。これに空気圧不足が重なるとバーストの危険性が一気に跳ね上がるため、荷物の量や重さにも少し配慮が必要です。
もしも走行中にバーストしてしまったら?
万が一、走行中に「ババババ!」と異音がしてハンドルが取られたら、絶対に急ブレーキを踏んではいけません。急ブレーキを踏むと車がスピンして一回転してしまいます。
まとめ:安全な足元で、最高の夏の思い出を!
「タイヤなんて、溝があれば大丈夫」と思いがちですが、夏の暑さは想像以上にタイヤへダメージを与えています。楽しい旅行が「高速道路での立ち往生」や「事故」になってしまっては台無しです。
お出かけ前のほんの5分、ガソリンスタンドでの空気圧チェックを習慣にしてみてくださいね。
また、万が一の自動車事故やトラブルの際、ご自身の自動車保険に「どんなロードサービスがついているか」「特約は十分か」など、気になることがあればお気軽に弊社までご相談ください。安心のサポート体制を一緒に確認しましょう!
それでは、万全の準備をして、安全で快適な夏のドライブをお楽しみください!