はじめに:マロンと歩く、寒河江の朝
毎朝、愛犬マロンと一緒に近所の散歩コースを歩くのが、私にとって一日の始まりです。 季節の移ろいを感じながら、地域の空気に触れるこの時間は、仕事のアイデアが浮かぶ瞬間でもあり、家族とのつながりを再確認するひとときでもあります。
今回は、そんな日常の延長線上で見つけた「愛犬と一緒に散歩できるおすすめスポット」を、寒河江市近郊から6か所ご紹介します。自然の豊かさ、地域の温かさ、そしてマロンとの思い出を交えながら、皆さんにも“歩く楽しさ”をお届けできればと思います。
① 寒河江公園(寒河江市長岡)
四季を感じる広大な公園
寒河江公園は、東北最大級のつつじ園を有する広大な公園です。春は桜、初夏はつつじ、秋は紅葉と、季節ごとの景色が楽しめるのが魅力。芝生広場や遊歩道が整備されており、犬との散歩にも最適です。
マロンとの朝の風景
春の朝、マロンと一緒に桜並木を歩くと、花びらが舞う中で彼女の耳がピョンと跳ねるのがなんとも愛らしい。秋には落ち葉のじゅうたんを踏みしめながら、静かな時間を過ごせます。
アクセス・設備
- 寒河江ICから車で約10分
- JR西寒河江駅から徒歩約12分
- 駐車場・トイレ・ベンチあり
- ペット同伴OK(リード着用)
② 最上川ふるさと総合公園 ドッグラン(寒河江市)
自由に走れるドッグラン併設
最上川沿いに広がる総合公園内には、無料で利用できるドッグランがあります。広々とした芝生エリアと、リードを外して自由に走れるスペースがあり、犬も飼い主もリフレッシュできます。
マロンの“全力疾走”タイム
普段はおっとりしているマロンですが、ここでは別犬のように走り回ります。他のワンちゃんとじゃれ合う姿を見ると、「犬にも社交の場が必要なんだな」と感じます。
アクセス・設備
- 寒河江駅から車で約5分
- 駐車場・トイレ・水飲み場あり
- ドッグランは無料・登録不要
- 公園内にカフェや休憩所もあり
③ 東沢バラ公園(村山市)
色と香りに包まれるバラの楽園
約750種、2万株のバラが咲き誇る東沢バラ公園は、まるで絵本の世界。ペット同伴OKで、写真映えするスポットが多数あります。春から初夏にかけては、香りに包まれながらの散歩が楽しめます。
マロンと“花のトンネル”を歩く
バラのアーチをくぐるとき、マロンの鼻がクンクンと忙しく動きます。香りに敏感な彼女にとっては、五感が刺激される場所。写真を撮ると、背景がまるでポストカードのようになります。
アクセス・設備
- 寒河江から車で約30分
- 村山駅から徒歩約20分
- 駐車場・トイレ・売店あり
- ペット同伴OK(リード着用)
④ わくわくファーム前森高原(最上町)
自然とふれあう高原リゾート
広大な自然の中で、キャンプやコテージ滞在もできる施設。四季折々の風景が楽しめ、星空の下での散歩は格別です。ペット同伴可能な宿泊施設もあり、泊まりがけでの“犬旅”にも最適。
マロンと“夜の森”を歩く
夜、ランタンを手にマロンと歩く森の小道。虫の声と葉のざわめきだけが響く中、彼女の足音が頼もしく感じられます。自然の中で過ごす時間は、飼い主と犬の絆を深めてくれます。
アクセス・設備
- 寒河江から車で約1時間半
- 駐車場・コテージ・ドッグランあり
- ペット同伴OK(宿泊施設は要予約)
⑤ 月山・弓張平オートキャンプ場(西川町)
山と空に包まれるアウトドア空間
キャンプ・スポーツ・自然散策が楽しめる複合施設。広々としたフリーサイトでは、犬と一緒にテントを張って過ごすことも可能。月山の雄大な景色を眺めながらの散歩は、心が洗われるようです。
マロンと“草原の朝”を迎える
朝露に濡れた草原を歩くと、マロンの足元がキラキラと光ります。テントから顔を出す彼女の表情は、まるで「今日もいい日になりそうだね」と語りかけてくるよう。
アクセス・設備
- 寒河江から車で約40分
- 駐車場・炊事場・トイレ完備
- ペット同伴OK(リード着用)
⑥ 烏帽子山公園(南陽市)
桜の名所で静かな時間を
桜の名所として知られる烏帽子山公園。春には満開の桜のトンネルが圧巻で、静かな遊歩道と展望台があり、朝の散歩にぴったりです。人が少ない時間帯を狙えば、ゆったりとした時間が過ごせます。
マロンと“桜のトンネル”をくぐる
桜の花びらが舞う中、マロンの白い毛にピンクの花びらが乗る瞬間は、まるで絵画のよう。写真好きの方には、ぜひおすすめしたいスポットです。
アクセス・設備
- 寒河江から車で約1時間
- 駐車場・展望台・ベンチあり
- ペット同伴OK(リード着用)
🧭 散歩の心得|犬との時間をもっと豊かに
1. 季節と時間帯を選ぶ
- 夏は早朝や夕方がおすすめ
- 冬は雪道対策を忘れずに
- 春秋は花粉や虫対策も意識
2. マナーを守って快適に
- リード着用は基本
- 排泄物の処理は必ず
- 他の犬や人との距離感に配慮
3. 散歩は“会話の時間”
犬との散歩は、ただ歩くだけではなく“心の会話”の時間でもあります。マロンが立ち止まる場所、興味を示す匂い、耳を立てる音──それらすべてが、彼女の“言葉”です。
まとめ|歩くことで見えてくる地域の魅力
寒河江という地域には、自然と人の温かさが溶け合った場所がたくさんあります。 マロンと歩くことで、私はその魅力を“肌で感じる”ことができました。 そして、犬との散歩は、ただの運動ではなく、地域とのつながりを深める“きっかけ”でもあります。